■ 週刊東京「少女A」 1984.8.25
01 週刊東京「少女A」 02 たいやきやいた 01 週刊東京「少女A」 詩:サンプラザ中野 曲/編:中崎英也(2:58) まったく毛色の違う2つのバンド、爆風銃(バリバリのファンク)スーパースランプ(ヌルヌルの変態バンド) から2名ずつで結成されたのが爆風スランプ。 なんで始めたのか?末吉が「一緒にやろうぜ!」と渋谷のライブハウス「屋根裏」で中野と河合に声をかけたのがキッカケである。 それまで他のミュージシャンから誘われたことの無い中野と河合は、もう嬉しくて嬉しくて、二つ返事でOKしたのである。 それまでシ〜ンとした観客相手に変態パフォーマンスを繰り広げていた中野と河合。 それはそれで変態バンドとしては満足していた。 しかし爆風のライブは異様に盛り上がったのでる。もう面白くてしょうがない! 爆風スランプの初演はおそらく・・・1982年四ツ谷のフォーバレー。初演で既に観客に大ウケだった。 ここから爆風スランプは調子に乗る。ライブハウスに出まくる。 〜中略〜(ここ書いたら5ページぐらいになっちゃうんで・・・) そしてCBSソニーからデビューすることとなる。CBSソニーと言えば天地真理、山口百恵を生んだ名門レコード会社である。 もう爆風の未来はバラ色だ!なんてコトは全然なくて、最も期待されてない新人とソニー社内では囁かれていた。 イヤ、冗談ではなくホントに。「よい」の初回プレス枚数は3000枚でレコード店に一枚入荷するかどうか・・・って枚数だ。 一枚売れれば、その店では「品切れ」である。そこで宣伝マンは「爆風スランプ売り切れ続出!」と触れ回ったのだ。頭いいなぁ! それからジワジワとレコードが売れ出す。ラッキ〜! デビュー曲はプロ作曲家を起用した。当時ライブハウス廻りしていた爆風、 ヒット曲とは縁遠い楽曲が揃ってたのでレコード会社としては当然だ。 レコーディングは六本木ソニースタジオで行なわれた。極貧だったメンバーはスタジオで食べる夕飯が楽しみであった。 特に近所の中華料理「登龍」の1杯1400円の豪華四川麺!これは自腹では絶対に食えないシロモノである。 現場ディレクターはニコニコ笑いながら「今日も四川麺か?」なんて言いながら毎日食べさせてくれた。ありがたいなぁ・・・ 中野が詞を書いてきた。なんかヘンな詞だ。デビュー曲なのに「なんだ坂こんだ坂」とか、全然ヒット曲風じゃない。 しかしディレクターは何も文句も言わずOKだと言う。うん、今考えると先見の明がある優秀なディレクターだったんですな。 当時のレコーダーは「STUDER」の16chアナログレコーダーだ。テープ幅が10cmはある超高級機材である。 ミキシング卓は「NEVE」の超高級機材、スタジオ料金は1日ウン十万円で、ハァ・・・別世界。 これがプロのレコーディングかぁ!と、あまり思わずに・・・いや、よく判らないで気楽に録音開始。 〜中略〜(ここ書いたら3ページぐらいになっちゃうんで・・・) さあ完成だ!このシングルレコードは何枚売れたのだろう?多分あまり売れてないハズだ。 オリコンのシングルチャートに登場したのかも不明である。 やっぱりロックバンドなのでシングルより、アルバムに思い入れがあるんですな。 06 たいやきやいた 詩:サンプラザ中野/ファンキー末吉 曲:ファンキー末吉 編:爆風スランプ(4:33) 現在のシングルはドラマ&アニメ主題歌、CMソングなどのタイアップってモノがある。 それが無いと、なかなか発売できなかったりするのだ。 理由は簡単、消費者の耳に届きづらいからである。 さて、爆風のデビューシングルにタイアップはあったのか?無いのである。 無いけどド〜ンと出したのである。この「たいやきやいた」なんてシングルB面なのにビデオ制作費1000万円超! 爆風スランプが泣かず飛ばずならディレクターは会社をクビになってただろう。 しかし何故ビデオに1000万円もかかったのか?それは・・・映画用フィルムで撮影したのである。 これは高い!多分高い!そして世田谷の東宝スタジオを使用した。ここも高いと思いますよ。 ディレクターは「いや〜オレも初めてだからさ・・・こんな金かかるとは思わなかったよ。ファ〜ハハハ!」 と顔を引きつらせていた。いやいや・・・クビにならなくて良かったです。 レコーディングは同じく六本木ソニースタジオ。例によって四川麺を食いながら録音開始だ。 〜中略〜(ここ書いたら1ページぐらいになっちゃうんで・・・) さあ完成だ!今考えると、1曲にかける費用と労力が今より全然多い。まあ技術の進歩ってヤツですかね。 「昔はよかった」なんて懐古趣味は無いんです。まあでも「NEVE」の卓はいいですね。たま〜に今でも使ってますよ。 さて、このレコードの現物を現在でも所有している人は、どれくらい居るだろうか? ちなみにウチには無い。荒井由実やプログレを聞くためにレコードプレーヤーはあるんだが、やっぱMP3で聴いちゃうんですよね。 便利だからなぁ・・・ |
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■ うわさに、なりたい 1984.12.8
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■ 無理だ!決定盤(YOU CAN NOT DO THAT) 1985.5.22
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■ 嗚呼! 武道館 1985.10.10
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■ 青春の役立たず 1986.2.26
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■ らくだ/ヤシの木かげ 1986.6.21
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■ まっくろけ 1986.9.5
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■ 愛がいそいでる 1987.4.22
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■ THE TSURAI('87秋「ウールマーク」CMソング)1987.9.21
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■ きのうのレジスタンス 1988.4.8
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■ Ultimate 12inch singles 1988.7.21
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■ ひどく暑かった日のラヴソング 1988.8.1
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■ Runner 1988.10.21
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■ 月光 1989.4.7
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■ リゾ・ラバ−Resort Lovers− 1989.7.19
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■ リゾラバ スペシャルプレスキット仕様限定盤 1989.7.19
発見しました!昔、雑誌に掲載されたリゾ・ラバの広告ページです。
御礼申し上げます〜! |
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■ 大きな玉ねぎの下で〜はるかなる想い 1989.10.21
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■ 45歳の地図(辛口生ヴァージョン) 1990.4.8
豆知識 |
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■ おおBEIJING 1991.1.21
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■ 東京ラテン系セニョリータ 1989.6.21
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■ がんばれ、タカハシ! 1991.11.1
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■ 涙2(LOVEヴァージョン) 1992.3.1
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■ 友情≧愛(友情大なりイコール愛) 1992.7.22
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■ さよなら文明/涙3(ナミダサンジョウ) 1992.10.21
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■ マンビー人生 1993.5.21
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■ 勝負は時の運だから 1989.2.21
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■ 愛のチャンピオン 1989.7.21
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■ 神話 1995.2.22
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■ 新しいことを始めよう/不思議少女ナナ 1996.5.22
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■ 旅人よ〜The Longest Journey 1989.9.21
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■ 天使の涙 1997.6.1
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■ モンスター 1997.8.8
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■ 暖かい日々 1998.3.1
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■ うわさになりたい/まっくろけ 1989.3.21
世の中CDブーム。その波に乗って発売。だと思う。 |
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■ 愛がいそいでる/THE TSURAI 1989.3.21
これもCDブームの波に乗って発売。だと思う。 |
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■ SING SONG 3 1993.10.1
詳細調査中 |
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