■ よい 1984.8.25
01 週刊東京「少女A」 02 The SENTAKU 03 東京アンギラス 04 よい 05 涙の陸上部 06 たいやきやいた 07 狂い咲きピエロ 08 びっくりミルク 09 無理だ!!(You Can not Do That) 10 すいか 01 週刊東京「少女A」 詩:サンプラザ中野 曲/編:中崎英也(2:58) デビュー曲でもあり、デビューアルバムの1曲目ってコトで「この曲がスタートライン感」がある。 当時の爆風スランプはライブハウスで変態的なことをしていた。このままでは売れないと踏んだソニーレコードは中崎英也さんに作曲を依頼する。 最初にデモテープを聴くとサビの部分が「Can you maker ! Heart breaker ! 」と英語であった。 ナンダ?これは?と思ったが、中野が「なんだ坂こんだ坂」と作詞をしてきて生命を得た曲である。 02 The SENTAKU 詩:爆風スランプ 曲:バナナ 編:爆風スランプ(3:28) アレンジャー、バナナ氏の才能によって開花した曲。 バナナ氏が歌った仮デモのボーカルのシブイこと、シブイこと!まだ23才だった自分は 「この人は天才だ!」 と思ったのである。 ま、今でも思ってますけど。現在の技術だと一瞬でできそうな打ち込み音楽だが、 当事は1日がかりで、バスドラから打ち込んでいった。しかもコピペ無しである! 03 東京アンギラス 詩:つかもとひろあき 曲/編:中崎英也(3:08) 爆風スランプがデビューする際、SONYレコード内部では、 「あんな変態バンド、絶対売れない!」 と囁かれていたらしい。 そこで担当ディレクターは考えた。 「POPな楽曲も必要だ!」 そしてデビューアルバム「よい」は、A面がプロ作曲家中崎氏に依頼した新作、B面はライブハウスで演奏されていた爆風オリジナル。 と色分けされたのである。 東京アンギラスはその中で、最も違和感のあった曲である。故にデビュー当初は、ほとんど演奏していない。 しかしデビューして10年以上経過した時、 「やってみるか・・」とライブの曲目に加えたら「なんかオモシレ〜!」とメンバー内でも評価が2階級特進した曲でもある。 04 よい 詩:サンプラザ中野 曲/編:中崎英也(4:05) 「よい」と中野がタイトルと歌詞を考えてきた時、「なんですか、ソレは?」と思ったのである。へんなタイトルだ!と思ったのである。 でも、それは間違いだったワケですな。そしてアルバムジャケットが出来上がってきた時も「なんかヘンだなぁ・・・」と思ったものである。 まあ、自分に客観性が全く無かったってコトで・・・勘弁してください。変態バンドを「こう売ろう!」 と考えた当時のディレクターが優秀だったわけですな。 05 涙の陸上部 詩:サンプラザ中野 曲/編:中崎英也(3:59) メンバー内では「ナミリク」と呼ばれていた曲。ライブではアカペラ、アコースティーックギター、バンドと色々なアレンジで演奏しました。 血気盛んだった当時のメンバーでは 作れない曲ですね。でも中野の詞は青春そのものです。 まあ実際、当時中野は学生でしたから。でも23〜24歳の大人が「紺の水着の君が・・・」 なんて考えないです。 中野の頭の中は、中学、高校時代の思い出が詰まってるんでしょうな。まあ今の時代「紺の水着云々・・・」やったら青少年保護条例違反ナントカで、 逮捕される可能性もありますな。 06 たいやきやいた 詩:サンプラザ中野/ファンキー末吉 曲:ファンキー末吉 編:爆風スランプ(4:33) 自分で言うのもナンですが、これは今聴いても名曲ですな。 爆風スランプがアマチュアだった頃、ライブハウスで盛り上がる曲が必要だ!と、 末吉が作ってきた時の仮の歌詞が「およげ!たいやきくん」だったんですよ。 んでソレが面白かったと・・・そのまま流用するのが粋ですな。 この曲のおかげで、デビュー当時はヘビメタバンド扱いされることも多かったのです。 ライブでは「史上最悪のヘヴィーメタルナンバー、たいやきやいた!」と末吉の口上が 演奏前に必ずあるんですけど、何度聴いても、何年聴いても燃えましたね。 そう言えば、このプロモビデオ・・・ビデオじゃなくてフィルムで撮ったんですが、 予算が1000万円以上かかったらしくて、ディレクターは泣いてましたね。 07 狂い咲きピエロ 詩:サンプラザ中野 曲:パッパラー河合 編:爆風スランプ(3:20) 爆風を結成した1982年頃、「河合も曲作んなよ。つくるべきやで!」 と末吉に言われて、最初に作ったのがこの曲ですワ。 ギターの弾き語り鼻歌状態をメンバーに聴いてもらい「じゃあやってみるか・・・」と スタジオで演奏してみたら意外にカッコよかったんです。そしてレパートリーに加わったのである。 この曲もプロモビデオがあるんですが、シングル曲でもないのに何故なのか? 実は「たいやきやいた」のプロモ撮影に予算をかけすぎて 「1000万も1050万も同じだろ!セット代がもったいないから、ついでにもう一曲撮影しよう」 とヤケッパチで、これも同日一緒に撮影されたのである。 08 びっくりミルク 詩/曲:サンプラザ中野/ファンキー末吉(4:51) ファンク調の曲だが歌詞が変態とゆう、実に爆風らしい曲なのである。 ファンクは末吉とほーじん、変態は中野と河合が担当であったワケだが、 面白いもので、相互に影響しあうのである。ファンク調ギターなんて興味なかったが 演奏するとクセになる。リズム隊の2人も「象乳ってスゴイな・・・」 と感銘を受けていた。ライブハウスで中野が「牛乳!」の場面で牛乳を撒き散らして、 臭かったのが印象的である。 09 無理だ!!(You Can not Do That) 詩:ハヒフヘほーじん 曲:ハヒフヘほーじん 編:爆風スランプ(1:18) この曲で初めてTBS「ザ・ベストテン」に出演したのである。今週のスポットライトなる、 ヒットチャートで10位に入ってない注目曲を紹介するコーナーだ。 確か「現在52位!爆風スランプです!」ぐらいだった。 世間に認知はされたが「お笑いバンド」なる評価を決定づけた瞬間である。 まあ本人達は、お笑いだろうが何だろうが、どうでもよかった。 カッコイイと信じてたワケである。もちろん今でも、そう思っている。 10 すいか 詩:サンプラザ中野 曲:豊岡正志(5:51) 爆風スランプでも変態ベスト3に入る楽曲であろう。中野と河合の前身バンド「スーパースランプ」 時代から演奏していた曲。子供の頃から好きだった プログレッシブロック魂も相当注入されている。 もうAメロとかサビとかの概念は存在せず、ポップスとは対極に位置しているが・・・好きだ。 歌謡曲もユーミンも大好きなんだが、 こんな変態曲も大好きなのである。 「奥さん!すいか買わね〜か?」でグッとクルか来ないか。そこが別れ目である。 豆知識 その1 |
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■ しあわせ 1985.11.01
豆知識 その2 |
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■ 楽 1986.10.22
こぼれ話 その1 |
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■ Jungle 1987.10.1
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■ HIGHLANDER 1988.11.2
「きんたま」の歌詞、メール頂きまして解明しました。 |
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■ I.B.W. 〜It's a Beautiful World〜 1989.11.1
こぼれ話 その2
これはね、実に単純な構造ですよ スライドさせると・・・アラ不思議!こうなる↓
ホント、子供騙し・・・イヤイヤ |
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■ ORAGAYO 〜in the 7th heaven〜 1990.11.10
当HPは皆様からの御意見を無視しません! 当HPは皆様からの御意見を無視しません! 当HPは皆様からの御意見を無視しません! こぼれ話 その3
透明なプラスチックの中に鉄球が入っていて、
と、工夫を凝らしたジャケットでありました。 |
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■ 青春王 1991.9.21
こぼれ話 その3 |
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■ アジポン 1992.11.21
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■ TENSION 1994.3.21
お詫び 豆知識 お願い |
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■ ピロリ 1995.4.21
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■ 怪物くん 1997.1.22
ラストスパート |
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■ HARD BOILED 1998.4.1
祝!アルバム評完結 |
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